テロと陰謀の昭和史 (文春文庫)
著者 文藝春秋
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本のタイトル : テロと陰謀の昭和史 (文春文庫)
平均的な顧客フィードバック : 3.8 5つ星のうち 1 カスタマーレビュー
ファイル名 : テロと陰謀の昭和史-文春文庫.pdf
ファイルサイズ : 28.27 MB
以下は、テロと陰謀の昭和史 (文春文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
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本書は、太平洋戦争に直接関わった帝国陸軍の高級軍人らの戦前・戦中の生の声(雑誌寄稿・座談会)と戦後の声(雑誌寄稿)とを収録したものである。個別の記事は、単独では入手困難であるので、貴重な記録と言える。本書から浮かび上がるのは、帝国陸軍の高級軍人たちの恐るべき傲慢さと視野の狭さ(戦前・戦中の生の声)と自己弁護・正当化(戦後の声)である。関東軍高級参謀の河本大作大佐らは、満洲を一気に手中に収めるため、張作霖を爆殺した(1928年)。この暗殺計画は、関東軍参謀本部により周到に計画されたもので、河本らはその実行部隊として忠実に任務を果たした訳である。本書に収録された手記にはその経緯が詳しく記されている。その言い訳は「日本の将来のために満蒙問題の解決が不可欠である」に尽きる。この事件が本格的日中戦争のきっかけとなり、またその泥沼化につながり、その打開のための対英米戦争開戦となり、結果は惨めな敗戦であった。戦後の1954年に書かれたこの手記には、ひたすら自己正当化する言葉しか見当たらない。本書には「満蒙」関係の軍人と一般人(代議士・新聞記者・大学助教授)との座談会が収録されている(1931年)が、軍人たちの「満蒙はわが国の生命線」という実に勝手な言い分を一般人たちが囃したてるという図式である。すでにこの頃には陸軍の作戦が一般に広く認識され、満洲攻略は「世論の支持」を受けていたことになる。つまり戦争開始には世論の支持が不可欠であり、日中戦争もその通りだったのだ。もちろん、この背景には陸軍のメディア戦略(主に対新聞や雑誌)があり、それに乗るメディアがあったからこそであることを忘れてはならない。本書にはまた、血盟団事件(1932年)のリーダーであった井上日召の戦後(1955年)の手記も収録されている。多くの若者を集め、政財界の要人にテロを仕掛けた。井上は、「政治が悪いから直接行動をとった」とうそぶいているが、テロで政治が良くなるわけがない。井上は最後までこの自明な事実に気が付いていないか、気が付かない振りをしている。このような人物が闊歩していた時代があったことが、恐ろしいことだ。極東軍事裁判(東京裁判)の法廷で、東條英機の頭を叩いて精神病と見なされ、裁判を免れた大川周明の戦後(1954年)になってからの精神病棟生活の手記も収録されている。極めて明晰な文章であり、病棟生活を楽しんでいる様子すらうかがえる。評者はかねてから東京裁判における大川のこの振る舞いが偽装狂気ではないかと疑っていたが、この手記を読み、大川は本来狂気になるような人物ではなく、偽装であることを確信した。これについては、連合軍側が大川の聡明な頭脳により東京裁判が茶番であることを暴かれるのを恐れたため、という説がある。もし連合軍側がそう考えたとしたら、そもそも大川をA級戦犯にするだろうか? また、他のA級戦犯たちも大川と同じ理屈で自らを正当化していたので、大川だけを恐れる理由などないはずである。連合軍側が裁判開始後に「大川は狂気」と判断したのであれば、大川と取引して赦免とした疑いが持ちあがる。なぜなら、本書に収録された大川の精神病棟生活手記や入院中のコーラン翻訳など、活発な知的活動から判断すると、発狂するような人物とはとうてい考えられないからである。大川周明や石原莞爾をやたら持ち上げる人が一部に存在するが、本書を読み、評者は彼らの矮小さを痛感した。傲慢で視野の狭い高級軍人たちと、大川周明らの等身大の実像を本書から読み解くことができる。
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